ワカメは なぜ、戻るの?
 

 イオン透過性 分極

乾燥ワカメを水に浸すと、もどりますね。
秘密は、陸の産物と、海の産物で、“イオン透過するもの” と、
“分極するもの” との違いにあるようです。
ここだけの話
陸の産物である、大豆と米の発酵品である「お味噌」の強さを
打ち消すものとして、海の産物である “ワカメ” が、バランスを取ります。

■ブログ動画:ワカメは なぜ、戻るの? イオン透過性 分極

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■HP動画:ワカメは なぜ、戻るの? イオン透過性 分極

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■“陸の産物” の特徴

野菜や果物を、乾燥させたもの、フリーズドライやドライフルーツは、
水に浸しても、もどりません。


■“海の産物” の特徴

海藻などは、水に浸すと戻ります。



■イオン論理の矛盾(分極)

通常、体内の細胞膜の外側がプラス、
内側がマイナスの電気をおびているものを逆転させる作用、
それが分極の原理です。

ですから、森林浴もマイナスイオン発生機も、
それらから発生したマイナスイオンを吸い込んだ時には必ず、
体内にプラスイオンが誘発されることになります。
身体をリラックスさせ、ストレスをを和らげているのは、
実はこのプラスイオンなのです。

しかし塩素の場合、体内でプラスイオンを誘発することができません。
マイナスイオンのままで細胞内に入り込んでしまい、
分極を起こさないからです。

分極を起こさない性質をもった物質はいくつかあり、
(イオン透過性)と呼ばれています。
特にワカメや昆布といった海水で育ったものなどに多くみられ、
化学薬品のほとんどがイオン透過性のものです。

このようにイオンには、分極を起こすものと起こさないものがあります。
分極を起こすものは体内に入った時に逆のイオンを誘発させ、
分極を起こさないものは透過して細胞に入り込み、
そのままのイオンで作用します。

塩は海の産物ですからイオン透過性の物質になります。
ですから、マイナスイオンの塩素と、プラスイオンのナトリウムが
そのまま細胞内に入り込み、それぞれの作用を細胞に及ぼします。

つまり、マイナスイオンの塩素は普通であればプラスイオンを生むはずですが、
透過性なので生み出しません。

またプラスイオンのナトリウムも透過性ですから、
マイナスイオンを生み出しません。

したがって、マイナスイオンの塩素は、体によい影響を及ぼすものではなく、
悪い影響を及ぼすものとなってしまうのです。

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「塩素とナトリウム / 塩に関するイオンの話」については、
また別の機会にします。